2023年はこんな一年でした
コロナが明けて、おかげさまで店は盛り上がっています。
台湾、香港、オーストラリア、中東のドバイやUAEなど、海外からのお客様も増えてきました。
皆さんの顔色が良くなって、活気が戻って来て、2023年は本当に良い一年になったと思います。
新しく出した商品の評判が良かったのも嬉しかったですね。
リントンツイードを使った商品だと、マフラーと「真夏のハット」が2023年の新商品で、どちらも好評をいただきました。
インテリア素材を使った商材も順調で、特にミケーレアロイスのカーテン生地で作ったポシェットとストールは一瞬で売り切れました。
2023年で一番のセールスポイントになったのは、シャネルが使用したのと同じ生地(ルサージュツイード)が手に入って、「シャネルポシェット」を作れたことですね。
4万円近い値段と2万円近い値段のポシェットでしたが、実店舗でもオンラインショップでも即完売。
価値ある商品なら、高めの価格帯でもお客様に喜んでいただけるというのが立証されました。
生地が計画的に手に入るかどうかというのは全く不明ですが、シャネルのような著名ブランドが使ったのと同じ素材で作るポシェットも、これから増やします。
2024年の抱負
お客様からの要望が多いので、今年はリントンツイードを使ったショルダーバッグとかトートバッグとか、バッグとしてちゃんと持てるような容量のある新しいバッグも作って行こうと思っています。
今までのクラッチやチェーンショルダーバッグなどのデザインをもう一度見直して、より便利で快適に使っていただける新デザインのバッグを企画しているところです。
販売は春から夏頃を予定しています。
今年はバッグのバリエーションが広がるので、楽しみにしていただけたらありがたいですね。
最近人気が上がってきているリントンツイードの帽子は、今年は3ヶ月に1回のペースで新作を出していきます。こちらもお楽しみに。
おかげさまで10周年
昨年10月に、アトリエオープンから丸10周年を迎えました。
続けて来られたのは、お客様はもちろん、業者や銀行の方など関係者の皆様のおかげです。感謝しています。
この10年は、信頼の積み重ねでした。
人を信頼する、信頼に値する行動をする、自分自身を信頼してブレない自分でいる。
借り物でも何でもない、自分だけのオリジナリティを追究することには特にプライドをもって、10年やってきました。
僕の場合、昔アパレル業界で仕事をした時期が長くて、ベースが洋服だから、洋服で使われているディテールとか素材とか縫製の仕方とかをカバン作りに持ち込むのがオリジナリティにつながっています。
そういう強みを生かしながら、「これを求めている人が必ずいる」と信じて作ってきたものが、この10年、沢山の人に喜んでいただけて嬉しく思っています。
今後のSEIJIROにもご期待ください。