最近、お客様から嬉しい言葉をいただくことが増えてきました。
今日はそれをいくつか紹介します。
81歳のお母さんへのプレゼント
T様は、10月にオンラインショップでグラン・ポシェットを購入してくださいました。
丁寧な感想をメールで送っていただいて、スタッフ皆で感動しました。
お母さんへのプレゼントだったことをメールで知りました。
使用するのは81歳の母なのですが、今年の初めから脳出血で右半身が麻痺してしまい3ヶ月リハビリをして手も足も動くようになり喜んでいたのですが、また大腿骨を骨折してしまい3ヶ月リハビリをして自宅へ帰って来ました。杖をもつので、外出の際、肩掛けバックが必要になり気持ちが上がるデザインのバックはないかなと探していたところ、Instagramで偶然見つけ、「これなら!嫌いな肩掛けバックも使ってくれるだろう」と思い購入しました。身体が小柄なので縦型より横型の方が良いと思いました。横型にして正解でした。
また、肩掛けにも手提げにも出来る事がすごく助かります。私が探していた条件を全て解決してくれたバックです。
キラキラしていてツイードが素敵で本人もお気に入りです。先日病院へ行くのに早速使いました。
誰もあのようなバックは使ってないので、母もご満悦で使っています。
大切に使いたいと思います。ありがとうございました😊
機会がありましたら京都のお店にも伺いたいなと思いました。これからも素敵な作品を紹介してくださいね。
商品を喜んでいただけて、とても嬉しいです。
T様、ありがとうございました。
グラン・ポシェットは、人から見られても自慢できるぐらい美しい華やかな生地を使って、それでいて、両手が空くから活動しやすくなる機能的なポシェットというのがコンセプトです。
T様のメールを読んで、僕のコンセプトを100%受け取ってもらえたと感じました。
作った甲斐がありました。
グラン・ポシェットは、幅広い年齢のお客様に、色んな用途で使っていただいています。
過去には、医療器具を入れて持ち運ぶために購入されたお客様もおられました。
⇒過去記事「バッグで人助けをする」
バッグを通じて人の役に立ちたい気持ちは、ずっと変わりません。
やっぱり、お客様から実際に僕のバッグが役立ったと知らせてもらった時ほど嬉しいことはないですね。
T様がお母さんを大切にされる姿勢にも感動しました。
SEIJIROのアトリエに来られるお客様の中には、プレゼント用の買い物だという方も時々いて、その中で一番多いのがお母さんへのプレゼントなんですよ。
「お母さんが好きそう!」と言いながら買って行かれる様子を見ていたら、親子の仲が良いんだろうな~と想像できて、いつも微笑ましいです。
中米パナマからのお客様
パナマ人のY様が僕のことをインスタに書いてくれた文章も紹介します。
彼女は、11月に旅行で京都へ来たときに、僕のアトリエを見つけてくれました。
僕はスペイン語が読めませんけれど、最近はインターネットで自動翻訳できるから便利ですね。
機械が翻訳したので日本語が「?」なところもありますが、全文を掲載させてもらいます。
昨日、@seijiro_kyotoのオーナーに出会えたことに感謝しています。嵐山に向かう途中、道の反対側にこのお店を見つけ、明らかに買い物依存症の私は駆けつけました。店内に入ると、接客する人は誰もいなかったが、目の端に、ネオングリーンのシャツに着古したチョコレートのエプロンをした小さな日本の老人が、ハンマーでテーブルを叩いているのが見えた。彼は顔を上げ、こちらに向かって歩きながら、目の脇にひび割れを作り、耳から耳までニヤニヤしていた。手話と和製英語で、彼がいかに自分の作品に情熱を注いでいるか、そして、いかに自分の作った作品を愛しているかが伝わってきました。バッグや帽子、手袋を熱心に見せてくれ、生地の産地を説明してくれ、歴史が詰まったか弱い指で、「誇り高き日本製」と書かれた白いリボンを指差してくれたのです。財布を4つ、帽子を1つ買いました。パンデミック(日本はまだ開国したばかり)のため、このようなお店は大変だと、彼女は私に感謝し、私の小さなバッグに詰めました。初めて帽子をかぶって、何千枚も写真を撮りたいと思いながら、わくわくしながら帰りました。私はめったにこのような気持ちになることはありませんが、彼がお店でバッグや手袋、帽子などをひとつひとつ手作りしている姿を見て、どんな状況でも好きなことをやり続けることが大切なのだと思いました。50歳になって、白髪になっても、好きなことをやっているだろうか」私の答えは、京都の財布屋のオヤジのイメージでした。私は彼のことを決して忘れません! とにかく綺麗なので買ってくださいハハハ パナマへのお土産がたくさんあるので、4個目を買いに行きました!!!!
彼女は僕がアトリエで作業していたら、グラン・ポシェットを持って自分から積極的に話しかけてきてくれたんですよ。
“Lovely!” と最初に言ってくれたのが、凄く印象的でした。
バケットハットを特に気に入って、日本での旅行中、ずっとかぶってくれていたそうです。嬉しいですね。
このブログ記事の最初の写真も、彼女が送ってくれました。
Gracias!
あの日は日本人の友達と一緒だったから、裁断のこととか、柄合わせのこととか、そういう細かい説明を翻訳してくれたおかげで、そこまで考えてこの商品は作られてるというのが、ちゃんと伝わったみたいです。
SEIJIROのコンセプトである “beautiful, unique and delightful” “crafted with pride”もよく理解してくれました。
伝えたいことが伝わっているというのは凄いですよね。
彼女自身、パナマで化粧品関係の会社をやっていて、新しい世界にどんどん飛び込んでいったり、自分を表現するのが好きなタイプの人だから、僕と共通するところもあって話が弾みました。
彼女との出会いがきっかけで、パナマはどんな国なのか興味を持って調べてみました。
パナマシティは凄い高層ビルが並んで未来都市のようですね。ビックリしました。
なぜか分からないけど、僕は「常に新しいことをしたい。よどみのない、流れる川のように生きたい」という考えが子供の頃からしみついているんですよ。
仕事を通じて、新しい人と出会えるのが楽しいです。
お客様にはいつも感謝しています。
素材の使い方とか選び方とか、ストレスフリーのデザインにこだわって、他にはない僕独自の世界をこれからも表現していきたいと思っていますので、ぜひ多くの方に、アトリエやオンラインショップに気軽に遊びに来てほしいです。